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ごあいさつ

医療関連に従事する人々の最大の目的は、予防医療ではないでしょうか?西洋医学、東洋医学、代替医療など区別せず、全ての医療を統合・相補相完し合い、人々が快適な生活を送れるための医療の研究と環境づくりが必要と考えます。

西洋医学界からみた予防医学、東洋医学界からみた予防医学、心理医学界からみた予防医学、ハーバル医学界からみた予防医学、ホリスティック医学界からみた予防医学、免疫界からみた予防医療他を理論研究、融合し、日常生活の中に相補相完医療・予防医療がもっと浸透し、生活の中で活用され、人々がもっと健康で幸せな日々を送れたらと考えます。

温浴療法では日常の風呂の入り方ひとつで生活習慣病の多くは改善されると言われています。森林セラピーでは、人が自然に触れることで、人の生理状態を的確に把握する研究も進んでいます。H. セリエ博士の「ストレス学説」においては、不定愁訴こそが神経面、ホルモン面からみると病の始まりと結論づけています。西洋医学のホリスティックの考え方は非常に参考になります。

また伝承医学は先人の貴重な知恵、経験の集大成であり、食事療法や医療哲学はもっと近代日本に普及すべきと考えます。現代の医療体制は疾患を中心に構成され、予防医療はこれからとの感は否めません。しかし、人々の健康・安全に関する関心は高まる一方です。更に、国民の健康志向の高まりから、無数の健康補助食品や機能水、古くからの民間療法などのいわゆる代替医療を日常の場に多く目にするようになりました。

しかしながら、これらの有効性・安全性に関する正しい情報は余りにも少ないのが現状であります。このように医療をとり巻く環境は著しく変化しており、予防医学の包括化が急務となっています。日本相補相完医療推進委員会は真の予防医学、相補相完医療を確立し、国民一人ひとりが安心して信頼性の高い予防医療が受けられる体制つくりと普及を目的とします。どうぞ、一人でも多くの方々のご理解とご賛同をいただけることを心より期待いたしております。

和栗  茂  1956年  東京都出身

大手コンサルティング会社にてマーケティングマネジメントの企画プランナーを担当。1988年より設立当初の東京療術学院の企画室長兼事務局長に就任。当時旧態依然としていた療術界に新風を吹き入れリラクゼーション、クイック、アロマサロン系他の新業態を今に定着させる。自らも心理療法(ホリスティックパーソナルセラピー)、アロマセラピー、東洋医学を融合させた治療の体系を確立、これを機に1999年早稲田自然医療専門学院を開校。
「人から傷つけられた心は薬ではなく人からでないと癒やされない」をモットーに教育と補完医療の現場に没頭。2005年からは予防医学の普及とホリスティックな観点に立脚した統合医療の実現、日本における代替医療家の社会的信用向上と身分保障法の確立の為、団体会長に就任する。


現在

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